パエリアは大好きで、昔からよく作っていたのですが、何しろ具を揃えるのが大変。ムール貝に浅利に海老にチョリソーに…そしてサフランはお高い。そんな時にマドリッド在住の人から、そんなに豪華なものは食べないよ!それにサフランは大概インスタントのスープに入ってる!という発言に驚く。で、その人から教えてもらったのが、こちらArozo con polo 直訳すると「お米と鶏肉 」でした。マドリッドでグリーンピースのアルゾコンポロは日常的に作られているそうです。なので、我が家では春にグリーンピースが出回り始めると食卓に上ります。もちろん他の緑のお野菜でも美味しく出来上がります。今回はお写真で芽キャベツとスナップえんどうをご紹介していますがアスパラガスなどでも美味しいと思います。
材料 直径34センチのパエリアパン 3人前〜
- サフラン ひとつまみ
- ぬるま湯 800ml
- 鶏もも肉 1枚
- 塩、胡椒 適宜
- オリーブオイル 大さじ 2
- 玉ねぎ 半分
- ニンニク 2片
- 白ワイン 50ml
- お米 2合
- 塩 小さじ1
- グリーンピース
- パプリカ 半分
- レモン 半分
準備
- サフランをぬるま湯につけておく。(サフラン水)
- 鶏もも肉は食べやすい大きさに切り塩胡椒しておく。
- 野菜の下準備 ニンニクは潰して粗みじん、玉ねぎも粗みじん、パプリカは小さめのさいの目切り、レモンはくし切りにしておく。
作り方
- パエリアパンは弱めの中火で熱し、オリーブオイルを入れ、ニンニク、玉ねぎを焦げないように良く炒め、鶏肉を皮目から入れて加熱し、火を少し強くして皮目がこんがりしたら裏返して白ワインを入れアルコールを飛ばす。
- お米(洗わない)を1に入れてさらに炒める。
- お米全体に油分が絡まったら、サフラン水を500mlと塩を加え沸騰したらお鍋全体にお米を広げ強火にする。
- 強火にして7、8分、その間、お米が水分に浸っているように、残りのサフラン水、もしも足りないようだったら分量外の水を加える。鍋底が焦げ付かないように気をつけましょう。
- 中火に落として、さらに5、6分加熱し水分を飛ばすようにする。
- 塩胡椒で味を整える。
- パプリカ、グリーンピースを彩りよく散らす。
- 弱火にしてお鍋全体をアルミ箔で覆い、2、3分したら火を止めて、しばらく蒸らす。
- 仕上げにレモンのくし切りを中央に飾り出来上がり。
上の画像はお野菜をミニトマト、芽キャベツ、スナップえんどうで作ったもの。トマトは旨味も強いので最適な具材の一つです。