2018年2月18日日曜日

鴨のソテー ポンカンソースで



昨日の夜はお友達が遊びに来ていて、お正月に食べ損なった鴨鍋を堪能したのだけど、用意してあった鴨が食べきれなかった。大好きなオレンジソースで食べたかったけれどオレンジはない。でも頂き物のポンカンがあったのでこれで作ってみようと思いつ。そして日本の柑橘でも美味しくできることを発見。それはそうだわね、と納得したのでした。レシピにお砂糖とバターを加えていますが、なくてもいいかも。今度はチキンと伊予柑とか夏みかんと豚肉とか色々試してみたくなる日本の柑橘類のソースとお肉の相性。お料理実験オタク気質がムラムラっと湧き上がるのでした。



recipe*

材料

鴨肉 1枚
塩胡椒 適宜
ニンニク 1片
サラダオイル 大さじ1/2 私はヒマワリ油
バター 20g
ポンカン 2個 絞っておく 1枚スライスしておく
白ワイン 1/2カップ
砂糖 小さじ2

手順

  1. フライパンに薄く油を引いて潰したニンニクと塩雇用した鴨を皮目から中火でソテーする
  2. 皮が香ばしく焼けてきたら裏返して弱火に落とし蓋をして5分
  3. 火を止め5分ほど蒸らす よく火が通った方が良ければ長く
  4. 最後にワインを入れ一瞬火を強めアルコールを飛ばす
  5. アルコール分が飛んだら肉を取り出し休ませる
  6. 肉を取り出したフライパンにバターを入れて火をつける中火 鴨から脂が多く出るのでバターは省いて良い
  7. バターが溶けたらポンカンのジュースと砂糖を入れて煮詰める
  8. ソースにとろみがついてきたらスライスしたポンカンを入れてさらに煮詰める
  9. スライスに火が通り過すぎないように気をつけてさらに2分ほど加熱する
  10. お皿に盛ったソテーにポンカンのソースをたっぷりかける




2018年2月2日金曜日

きのことクレソンのホットサラダ


今日は良い夫婦の日だそうで、勝手に早め春休みに入り部活もオフで家で三食昼寝付きだけどトレーニングジムへはちゃんと通っている息子が今日は久しぶりにお江戸へお出かけ、同居のアクティブおばあちゃまも今日は外食、折しも夫婦二人のお夕飯となりました。そうなれば途端やる気を失う母と嫁の比重が重い私。夕方、駅ビルに用事があるという夫に焼き鳥を買ってきてと頼みました。ありがたいことに夫は快諾、その上、サラダも買ってこようか?との申し出もありましたが、さすがに遠慮いたしまして、妻たる私まぁサラダぐらい作りましょうとキッチンに立つ。最近、お友達のSNSで知った萱森農園の美味しいお米を炊いて、朝ごはんの残りのお味噌汁を温めて、冷蔵庫の野菜室と相談して、これで焼き鳥が並べば、初老夫婦には丁度いい感じのお夕飯、いや、むしろご馳走になるんじゃないの?とほくそ笑む。最近、食物繊維豊富で腸内細菌に良いというから冷蔵庫の常連となった息子の苦手なキノコ類。加熱も楽だし何にでも合うから心強い限り。ありがとうきキノコさん。

recipe*

材料
しめじ 1パック
えのき茸 半パックもしくは半株 基本キノコならなんでも良いです
オリーブオイル 大さじ1
塩胡椒 適宜
ニンニク 1片
クレソン 1束
トマト 1個
お醤油 小さじ1
フレンチドレッシング 大さじ1


  1. あらかじめ野菜やキノコ類を適当な大きさに下準備する。
  2. フライパンにオエイーブオイルを引いてニンニクを入れ良い香りがしてきたら、きのこ類を炒める。キノコ類を入れ塩胡椒しんなりしてきたら火を止める。加熱しすぎると水っぽくなるので注意。
  3. サラダボウルにクレソンとトマトを入れ、そこに炒めたキノコを入れて手早く混ぜる。そこで塩味が足りなければ、お醤油とフレンチドレッシングを加えてください。


炒めたキノコの塩分だけで十分な時もあります。そんな時はバルサミコ酢などで酸味とコクを加えても美味しいです。でも今日は塩味が足りないと感じたのでお醤油とフレンチドレッシングを足しました。色々なドレッシングで試してみたください。でも私の経験上、このサラダには胡麻ドレッシングはあいません。不思議だけど。











2018年2月1日木曜日

ドライカレー



母がよく作ってくれたドライカレーです。ピーマンがたっぷり入っていて私は好きでしたが妹は嫌いでした。大人になってお稽古お友達のお家に遊びに伺ったらアートフラワーの飯田深雪先生のレシピだというドライカレーをご馳走になりました。ピーマンどっさりではなかったけれど母の味によく似ていました。その時にお友達から頂いたレシピと母の味の記憶でこのレシピはできました。ところで、なんでこれドライカレーというのでしょうね?ドライを語るには少々ウエットすぎるし、お店や他のご家庭ではドライカレーはカレーピラフのような炊き込んだものや炒めたものを指すときもあります。また、インド料理のキーマカレーとも似て非なるもの。これはもはや日本オリジナルなカレーなのかもしれません。

recipe*

材料

合挽き肉 250g
オイル 大さじ2
ニンニク 2片 みじん切りにしておく
玉ねぎ 1個 
ニンジン 1本 
セロリ 1本
ジャガイモ 2個
舞茸 半パックぐらい マッシュルームやしめじでも良い
ピーマン 4個
無塩トマトジュース 400cc 有塩ならば出来上がりの塩梅に注意
ブイヨンキューブ 4つ
カレー粉 大さじ3
塩胡椒 適宜

作り方

  1. 玉ねぎ、ニンジン、セロリ、ジャガイモ、舞茸、ピーマンを粗みじん切りにしておく。
  2. フライパンに油をひきニンニクのみじん切りを入れ火をつける。
  3. 香りが立ってきたら、まず合挽き肉をステーキを焼くようにあまり動かさずに焼いていく。肉の脂が浮いてきたら少しづつほぐす。
  4. 肉がだいぶほぐれたらピーマン以外の野菜の粗みじんを入れ炒める。
  5. 玉ねぎが透き通ってきたらカレー粉をいれ全体的にかき回しカレー粉が行き渡流ようにする。
  6. トマトジュースをいれ、ブイヨンキューブも入れしばらくよく混ぜる。
  7. 少し水分が少なくなっていきたら弱火に落とし蓋をする。
  8. ニンジンとジャガイモが柔らかくなったら塩胡椒で味を整える。
  9. 最後にピーマンを加え火を再び強くしてすぐ火を止める。

辛くしたいならば2で唐辛子を。香りよくするならば3か5でお好みのスパイスやハーブを加えるといいでしょう。我が家は息子も大きいので鷹の爪の輪切りと唐辛子パウダー、ガラムマサラ、クミンなどを追加しています。逆にカレー粉を少なくすればよりマイルドになり息子が幼稚園生の頃から常備菜に作り置きしてお弁当のおかずに使っていました。息子のお弁当ランキング栄えある第一位がこのドライカレー弁当!上の分量は大人5〜6人前くらいあります。応用編としてはチーズとドライカレーを春巻きの皮で巻いてフライパンで焼いたり揚げたりすれば、これまた良いお弁当のおかずになります。他にも玉子焼きに混ぜたり、サンドウィッチしたり、中でも家族に好評だったのはマッシュポテトと混ぜること。それをコロッケにしても大変美味しいです。

お野菜はこのくらいの大きさに





チキンヌードルスープ

我が家では大定番のチキンヌードルスープです。ハードトーストとともにお野菜たっぷりで朝ごはんやお昼ごはんにぴったり。ところでこのスープ息子の大好物というか、もはやソウルフードなので頻繁に食卓に登場します。確か彼が3歳ぐらいの時だったでしょうか。マウイ島に家族旅行に行きました。その年のマウイの冬は結構肌寒く、それでも従兄弟たちと一日中プールで遊んでいると冷え冷えになってしまいます。なので無性に温か位ものが食べくなるらしく、ホテルの隣のショッピングモールのフードコートでチキンヌードルスープを頼んだら、まさかのサッポロ一番塩ラーメンでした。一同顔を見合わせるぐらいびっくりして、でも食べ慣れたサッポロ一番塩ラーメンは美味しかった。それはいつの間にか笑い話になって、このスープとともにある思い出になりました。また母が時間がない時に作ってくれたのもチキンヌードルスープでした。まさに私にとってもソウルフードです。ただ母の作るチキンヌードルはキャンベルの缶かクノールの粉末でキャベツが山盛り入っていました。袋に入ったクノールのチキンヌードルスープの素は日本では廃盤ですが、でもたまに無性に食べたくなってインターネットで注文すると、なぜかベトナムからやってきます。このキッチュなまさにインスタントっぽい味のスープを飲むと子供の頃を思い出してほっこりしてしまうのでした。

memo*
鶏胸肉をお鍋にたっぷりの水と潰したニンニクと入れて火にかける。沸騰したら弱火にして5〜7分火を止めて蓋をして5分おく。鶏肉だけ取り出して一口大に切っておく。セロリ2本もちろん葉も含めて、玉ねぎは大きいのだったら半分、ニンジンも半分ぐらい粗みじんより荒く小口切りよりは細かく、スプーンですくった時に色々な具材がすくえる大きさをイメージして切っておく。パスタはスパゲッテーニぐらいか細めのものを適当な長さに折っておく。セロリ、玉ねぎ、ニンジン、パスタを先ほどのスープに入れてしばらく煮込む。お野菜が柔らかくなっってパスタも程よく伸びたら、一口大に切った鶏胸肉をお鍋にもどし温める程度で日を止め、塩胡椒で味を整えて、お好みでバターを。最近はめっきりバター入れなくなりましたけど入れた方がよりアメリカンなお味になります。器に盛ったらみじん切りのパセリのトッピングを忘れずに。意外に味の決め手です。