2018年4月25日水曜日

はちみつでしっかりマリネした甘い焼豚


チャーシューとは焼豚と書くわけだけど、塊肉を焼くのはは少し不安。特に豚肉は火の通りが心配。だから、なんとなくチャーシューと言いつつ煮豚になってしまうことが多い。でも、やっぱりしっかり焼いたチャーシューは美味しい。中華街で食べるような赤いのを作りたいけど、なかなか勇気は出ない。でも、しっかりと甘い味付けにしたい。堂々巡りの結果行き着いたたっぷりはちみつマリネの焼豚です。

材料

  • 豚肩ロース塊 500g 
  • 塩胡椒
  • はちみつ 大さじ3
  • 老酒もしくは紹興酒 大さじ1
  • 醤油 大さじ3
  • ニンニク すりおろし 小さじ1
  • 生姜 1片
  • 長ネギ青い部分 1本分

作り方

  1. 豚肩ロース塊は冷蔵庫から出して室温に戻しておく。
  2. 塩胡椒してしばらく置く。
  3. ビニール袋に2をいれはちみつをよく揉み込む。
  4. 分量の老酒、醤油、ニンニク、生姜、長ネギもビニール袋に入れ、また揉む。
  5. ビニール袋からなるべく空気を抜き封をして三時間から一晩冷蔵庫で休ませる。
  6. 豚肩ロースをビニール袋から取り出し軽く水分を拭き取る。
  7. オーブンを200℃にプリヒートしておき、まず15分焼く。
  8. 一旦、取り出してビニール袋に残っているつけダレに浸し、また10分ほど焼く。
  9. 焦げ目がついてきたら焼き過ぎないように注意。
  10. オーブンから出したらしばらく放置して粗熱をとると同時に余熱をで火を通す。



*1
ビニール袋に残っているつけダレは耐熱容器などに移して後半のオーブンに一緒に入れておく。または、お鍋に移して煮詰めると美味しいソースになります。
*2
オーブンにより加熱の状態が変わります。ジューシーな焼豚を焼き上げるには、くれぐれも焼き過ぎないこと、余熱で火を通すことが大事です。焼き過ぎるとパサパサとパサパサになってしまいます。
*3
最近のオーブンは頭がいいのでおまかせ焼豚コースで焼いてしまっても良いと思います。








2018年4月20日金曜日

ルーを使わないビーフシチュー




  鎌倉には良いお肉屋さんが何軒かあります。お隣町の逗子や葉山のお肉屋さんでは地元の葉山牛も買えるお肉屋さんがあります。そして、どのお肉屋さんもだいたい神奈川県産の銘柄豚を扱っています。その上、ありがたいことに恵まれた地元野菜に、天然の生け簀、相模湾のもあり、食材には事欠かない街。中でも鎌倉の藤沢よりにある河野牛豚店の素晴らしさ。河野のおばちゃんみたいなお肉マイスターにお肉を選んでもらえる幸運。でも、やっぱりそれはお財布に優しくないので、なかなか河野のお肉でビーフシチューを作る勇気はない。でもこの日は河野牛豚店の100周年記念の大売り出し、100年に一度の大セールの恩恵である大きなカットの前沢牛のスネ肉を惜しみなく煮込みます。




材料

  • 牛スネ肉もしくはブリスケット 1㎏
  • 塩胡椒 適宜
  • ローリエ 3枚
  • 小麦粉 大さじ 3
  • サラダ油 大さじ2
  • 赤ワイン 1カップ

  • デミグラスソースの素

 バター 大さじ1
 ニンニク 3片 粗みじん切り
 玉ねぎ 3個 ざく切り
 ニンジン 1本 ざく切り
 セロリ 2本 ざく切り
 パセリ 3本 ざく切り
 水 500ml
 ブイヨンキューブ 4個
 トマト缶 2 ダイス缶でなければでなければ潰す


  • 野菜の具

 ジャガイモ 3個 下ゆでしておく
 ニンジン 1本 下ゆでしておく
 玉ねぎ 2個 バターで炒めておく
 マッシュルーム 1パック 玉ねぎとともバターで炒めておく
 ブロッコロー 1株 下ゆでしておく

作り方

1.お肉はまず余分な脂や目立つ筋を掃除しておく。
2.その後、塩胡椒してローリエとともに室温に戻しておく。
3.お肉に小麦粉をまんべんなくまぶす。
4.フライパンに油を敷き中火で小麦粉がこんがり焦げ目がつくまでじっくりお肉を焼く。
 この時のお肉にまぶした小麦粉の焦げ目はのちにお味に大きく影響します。
5.よくお肉が焼けたらワインでフランベする。



6.デミグラスソースの素はまず大きめのお鍋を温めでバターを溶かしニンニクとたまねぎをよく炒め、水、ブイヨンキューブ、トマト缶、セロリ、パセリを加えて煮込み始める。
7.5のお肉をフラパンに残っている水分ごと7のお鍋に入れる。
8.弱火で蓋をして二時間ほど煮込む。
9.お肉が十分柔らかくなったら一旦お鍋から取り出す。
10.お鍋に残っている野菜とソースをバーミックスでソース状にする。



11.しばらく2/3になるぐらいまで煮詰める。 色がだんだん濃くなってきます。
12.その間に野菜の具の下準備をしておく。
13.下準備をしたブロッコリー以外の具とお肉をお鍋にもどし、15分ほど煮込んだら出来上がり。お皿に盛ってブロッコローを添えます。














2018年4月10日火曜日

春グリーンアボカドのサラダ


 今日の料理の有元葉子さんのレシピが元になっていますが、私はプチプチ感と更に春の香りを足したかったのでグリーンビーンズと春野菜を加えてみました。またレモンジュースも多めです。酸っぱいのが好きなので。でも出来上がってみるとレモンの清涼感が春キャベツの食感とグリーピースのプチプチ感を引き立ててくれます。柔らかい春キャベツがあるうちにぜひ試してもてください。

材料
春キャベツ 半玉 葉を外して芯を切り取って手でちぎっておく
グリーンピース 適当に 皮をむき茹でておく
さやえんどう 筋を取って茹でておく スナップエンドウでも良い
アスパラガス 適当に 筋を取って茹で食べやすい大きさに切っておく
アボカド 2個
レモン 1個 
エクストラヴァージンオリーブオイル 大さじ2
塩胡椒 適量


作り方

まずお野菜の下準備をしておく
大きめのサラダボウルにアボカドを割り入れレモン汁を絞る
塩胡椒とエクストラヴァージンオリーブオイルを加えてフォークなどで荒く潰す
そこにお野菜類を入れてざっくり混ぜる
塩胡椒で味を整える







2018年4月1日日曜日

めんどくさがり屋さんのチーズケーキ


 叔母の親友のココちゃんが教えてくれたチーズケーキ。めんどくさがり屋さんでも焼ける簡単ノンスケールケーキ。実はこのケーキを初めて食べた時、私はガラスの10代でなかなか気難しい娘だった。ママが大嫌いでいつも喧嘩しては泣いていた。ママはすごく優しくて懐も深いけれど、強烈で頑固で常に常に戦う人だったから勝てるわけがないのです。そんなの時にピアノの先生をしていた叔母とピアノを弾きながらお茶をする時間がとても愛おしかった。私の茅ヶ崎の実家は敷地が広く親戚一同で住んでいる同族村のようなところで、叔母が留守でも私には家以外にも居場所があった。私の話を聞いてくれる大人や従兄弟や再従姉妹がいたのだった。現代社会は核家族ばかりで、親戚のつながりなどめんどくさいだけだと思っている方が大半でしょう。でも、この日の夕方、生き辛い10代まっさかりの私に叔母から「ココがチーズケーキ焼いてくれたからおさんじにいらっしゃい」と電話があって、しぶしぶ叔母の家へ行くことにした。お年頃なので太りたくないからケーキなど食べたくもないが本心。でも、玄関を開けたら、すごくいい香りがして叔母とココちゃんがすごく楽しそうにおしゃべりしていた。たぶん二人は今の私と同じ年頃だろう。いじめられたり、いじめたり10代の女の子は全くやってられない。でも、二人はその頃からも大親友なのだ。ココちゃんがオーブンを開けた。焼きたてをすぐ食べないとしぼんじゃいから急いで!と急かされて熱々のふわふわのチーズケーキを食べた。なんて、美味しいのだろう。なんて、しあわせなのだろう。ケーキって人をしあわせにする力があるのだな。私はそれからケーキを焼くようになった。もちろん、このチーズケーキもココちゃんにレシピをもらいもう何100回と焼いているのだろう。私の焼くケーキで誰かがしあわせを感じてくれるといいなと思い続けて。

材料

  • クリームチーズ 200g  雪印メグミルクはワンパッケージ
  • 生クリーム 200cc ワンパック
  • 卵 3ヶ
  • グラニュー糖 120g
  • 薄力粉 40g
  • レモン汁 少々

作り方

  1. 室温に戻しておいたクリームチーズをよくホイップする
  2. 1に残りの材料をすべて入れてよく混ぜる
  3. 耐熱皿にワックスペーパーを敷き2を流し入れる
  4. 180℃にプリヒートしておいたオーブンに4を入れる
  5. 170℃に落として45分から一時間ほど焼く


焼きたてはスフレのようにふわふわです